[補足情報]ワクチン・がん検診
このページでは、Google等にポストした新着情報などちょっとしたトピックをまとめて配信いたします。
女性ホルモンが影響する子宮内膜症や子宮筋腫などの病気は減少傾向となりますが、子宮がんや卵巣がんの罹患率は高くなってきます💡
名古屋市の子宮がん検診(公費)
以下のすべてに該当する方が名古屋市の子宮がん検診の対象です
★対象者の条件★
お勤め先等で子宮がん検診を受ける機会がない方
市内に居住地を有する20歳以上の女性(今年度中に20歳になられる方を含む)
前年度に本市の子宮がん検診を受けていない方
この条件のほかに、無料クーポン券の仕組みもあります。
無料クーポン券対象年齢の方は、上記条件は関係ありません。
【子宮がん検診の頻度】
2年度に1度。例えば、2022年度(2022年4月~2023年3月)に受けた人は、2024年度に名古屋市の子宮がん検診を受けることができます。
名古屋市の公費子宮がん検診のご案内です☺️
無料クーポンの対象の方には、6月中にクーポン券が送ってくると思います。最近子宮がん検診を受けていないなという方がいらっしゃったら、一度受けておかれることをお勧めします💡
『LINEでの予約が簡単です』
✅毎回ログインIDやパスワードの入力が必要ありません✨
✅予約や予約確認・キャンセルが簡単にできます✨
まずはお友達登録👉患者登録でお進みください☺️
ご来院の際にもってきていただきたいものをお知らせします✨
名古屋市子宮頸がんワクチンの方は「接種券」と「母子手帳」
保険証:マイナンバーカードも保険証としてご利用いただけます。
各種公費受給者証(お持ちの方)
お薬手帳または現在服用中のお薬リスト
医療機関からの紹介状(お持ちの方)
不妊治療を行う際には別に必要な書類がありますので、ホームページをご確認の上、可能であれば初診時からご持参ください。
未成年(17歳以下)の方が必要な書類についてはホームページにご案内しています。
これまでは、2価と4価のHPVワクチンが公費で接種できていましたが、2023年4月から9価ワクチン(シルガード9)も公費の対象となりました。従来の2価・4価ワクチンでは60%程度子宮頸がんしか予防できませんでしたが、2023年4月から新たに公費の対象となった9価ワクチン(シルガード9)では約90%の子宮頸がんを予防できます。
当院ではシルガード9を接種しています。
シルガード9の接種対象は9歳以上の女性です。
全ての女性に少しでも快適な生活を過ごしていただけるよう、ライフステージに合わせた診療・検診・治療を行っています。
女性特有のお悩みを少しでも解決したいと思っています。
婦人科・不妊治療・更年期外来・プレコンチェック・ピル外来・プラセンタ
腟デバイス治療・VIO脱毛・子宮がん検診・子宮頸がんワクチン
お困りの方、なんでもご相談ください。
子宮頸がんは、子宮の入り口にできるがんで、特に20~30代の女性に多く見られます。その主な原因は、性交渉で感染するHPV(ヒトパピローマウイルス)です。子宮頸がんは、異形成という前がん状態を経て進行しますが、がん検診で早期発見が可能です。初期段階では自覚症状が少なく、進行すると不正出血や下腹部痛が現れます。
子宮頸がんの検診では、子宮頸部の細胞を採取して検査を行い、異常があれば精密検査が必要です。
子宮がん検診は市町村の補助が充実しています。2年に1度の子宮がん検診を当院は推奨したします。
HPVワクチンは、感染する前に接種することで最も効果を発揮します。すでに感染したHPVを排除したり、がんの進行を遅らせたりする効果はないため、性交渉開始前の接種が推奨されています。
ただし、HPVワクチンだけで子宮頸がんを完全に防ぐことはできません。ワクチン接種後も、2年に1回の子宮頸がん検診を受け、早期発見に努めることが重要です。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、子宮頸がんやその前段階の病変、外陰や腟に発生する病変、さらに尖圭コンジローマの原因となるウイルスです。シルガード® 9は、これらの病気に関与する9つのHPV型(6、11、16、18、31、33、45、52、58型)への感染を防ぐためのワクチンです。
ワクチンに含まれるHPV型の中で1つの型に感染している場合でも、他の型に対する予防効果は期待できます。特に、10代前半での接種は、これらのHPV型による病気を効果的に予防することができます。
名古屋市の子宮がん検診は2年に1度ワンコインで検査できます。自己負担金500円 です(自己負担金免除制度もあります)
対象者の条件としては、お勤め先等で子宮がん検診を受ける機会がない(今年度中に20歳になられる方を含む)市内に居住地を有する20歳以上の女性
前年度に本市の子宮がん検診を受けていない等です。また、無料クーポン券の仕組みもあります。
このワクチンは、将来の子宮頸がんを防ぐためにとても大切なものです。HPVというウイルスが原因で起こるこの子宮頸がんを予防するためには、9歳から14歳の女子や男子に接種することが推奨されています。
接種はできるだけ早く、性的活動が始まる前に行うことで、より効果的に予防ができます。
自分またはお子様の健康を守るために、そして将来の安心のために、ぜひご検討ください。ワクチン接種は任意です。
「子宮がん検診」と言うと、「子宮頸部細胞診(+婦人科内診)」を一般的に指します。この検診は子宮頸部のがんの診断に適していますが、子宮体部や卵巣など他の臓器の診断には十分ではありませんので注意が必要です。
骨盤内にある子宮体部や卵巣の異常を見つけるためには、経腟超音波検査が効果的です。
当クリニックでは、「子宮頸部細胞診」+「婦人科内診」+「経腟超音波」を組み合わせた「子宮がん検診」を基本的に推奨しています。
また、不正出血がある方や子宮体がんのリスクが高い方、超音波検査で内膜が厚く見える方は、子宮体がん検診も受けることをお勧めします。体がん検診では、子宮内に細い管状の器具を挿入し、内膜を擦って細胞を採取し、子宮体がんやその前がん病変の有無を調べます。
HPVワクチンのリスク・副作用・回数・料金の説明
子宮頸がんのほとんどはHPVというウイルスに起因したがんですので、HPVワクチン接種によって発がんリスクを下げることが可能です。しかし、予防接種という性質上、知っておいていただきたいリスク等がございますので以下に記載しています。
また、標準的な回数や料金などの情報を提供いたします。
副反応
- 注射部位が赤く腫れたり、痛くなったりします。
具体的には、接種した部位の痛み(93.0%)、接種した部位の腫れ・赤み(30~50%未満)
かゆみ・出血・発熱・頭痛・悪心・下痢など(1~10%未満)です。
嘔吐や四肢の痛み等は1%未満であり、重いアレルギー症状などは頻度不明(非常に稀)とされています。
回数
- 15歳になるまでに1回目の接種をされた方:合計2回
- 15歳以降に接種を開始した方:合計3回
料金
お住まいの自治体の補助があり、対象者は無料で接種が可能です
ただし、以下に記載したものをご持参いただく必要がございます。
- 名古屋市在住のかた
接種当日は、必ず、名古屋市から送付された「接種券」と、「母子手帳」の両方をご持参ください。
「接種券」と「母子手帳」の両方を確認できないときは、接種ができませんので、ご注意ください。 - 名古屋市以外に在住の方
接種当日は、必ず、お住いの自治体から送付された「連絡票」と「予診票」、そしてお手持ちの「母子手帳」をすべてご持参ください。
上記三点(連絡票、予診票、母子手帳)を確認できないときは、接種ができませんので、ご注意ください。