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ピル外来

ピルについて

ピルとは、卵巣で作られるエストロゲンやプロゲステロンといって女性ホルモンの作用を持つ成分が配合されたお薬です。
ピルには様々な種類があり、目的によって使い方も様々です。

避妊

服用することで排卵が抑制されるので避妊することができ、コンドームよりも避妊効果が高いため、確実に避妊したい方におすすめです。
服用を中止すれば、その後排卵は再開し、その直後の妊娠でも胎児に影響はありません。

月経移動

また、月経日が旅行や受験など大事な予定と重なりそうなときにピルを服用することで、月経日をずらすこともできます。

過多月経・月経困難症

過多月経や月経困難症の方に関しまして、ピルの種類によっては保険が適用となります。
ピルを内服することで月経時の痛みが軽減し、月経の量も少なくなることが期待できます。

 

当院のピル外来

当クリニックでは、保険または自費の各種ピルを取り揃えており、ピルの処方は随時行っておりますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。

※低用量ピルは保険適応になる場合もございますので、健康保険証をお持ちください。
※学生(高校生、大学生)の方には自費のピルに関しましては学割料金でのご提供が可能な場合がございます。学生証をお持ちください。

未成年者の受診について

 

低用量ピル

低用量ピルは女性の健康に多くのメリットをもたらしてくれます。

主な利点には、生理痛の軽減、生理前の不調の改善、ニキビや肌荒れの改善、安全な避妊方法の提供、そして子宮内膜症への治療効果があります。

しかし、服用にあたってはいくつかの注意事項が必要です。
性感染症の予防にはコンドームの使用が必要であり、他の薬の服用や特定の病状がある場合は医師との相談が重要です。
副作用として嘔気、頭痛、乳房の緊満感、不正出血、血栓症などがありますが、多くは一時的または管理可能です。

低用量ピルは特定の条件を満たす人には処方できない場合があり、また40歳以上の女性や喫煙者など、特定のリスク要因を持つ人は特に注意が必要です。

ピルの処方には、自費と保険の両方があり、その使用目的や処方条件が異なります。

当クリニックでは、初診時の問診、血圧測定、必要に応じての婦人科診察や血液検査などを通じて、個々の患者様の状態に合わせた適切な処方を行います。

※当院でのピルの種類や服用方法についての詳細はこちらから。ご不明点がありましたらお気軽にご相談ください。

 

月経移動

生理のスケジュール調整は、特定のイベントのために生理のタイミングを変更する手段です。
重要な旅行、試験、スポーツイベントなどが予定されており、それが生理期間と重なる可能性がある場合、この方法を用いて生理のタイミングを変更することができます。

具体的には、生理を前倒しするか、後ろに延ばすかの二つの選択肢がありますが、イベントの日程や月経周期によってどちらの方法が適しているかが異なります。

また、どちらの方法にもそれぞれの利点と制約があり、場合によっては生理を前倒しすることが不可能であることもあります。

具体的な方法については診察時にご相談いただくのが最適です。
生理を前倒しする場合は前回の月経から5日以内、後ろに延ばしたい場合は希望する月経日の1~2週間前に受診することを推奨します。

※当院での月経移動についての詳細はこちらから。ご不明点がありましたらお気軽にご相談ください。

 

緊急避妊薬(アフターピル)

アフターピルは、非計画的な性交渉や避妊失敗後に妊娠を防ぐために緊急使用される薬剤です。このピルは、性交渉後できるだけ早く服用する必要があり、服用するほど効果は高まります。アフターピルには主に2種類があり、それぞれ異なる成分と服用タイミングがあります。

アフターピルの服用は、避妊の常用方法とは異なり、緊急時のみに限られます。このピルは、一時的な避妊手段であり、通常の避妊方法の代わりになるものではありません。また、アフターピルは性感染症を防ぐ効果はなく、服用にあたっては副作用の可能性も考慮する必要があります。

当クリニックでは、アフターピルの処方に関して、患者様の健康状態や個別の事情に応じた適切なアドバイスを提供しています。アフターピルの詳細情報、服用方法、副作用、処方条件などについては、当クリニックの専門ページでさらに詳しく説明しています。緊急避妊に関するご質問やご相談がある場合は、お気軽に当クリニックまでお問い合わせください。

※当院でのアフターピル処方についての詳細はこちらから。ご不明点がありましたらお気軽にご相談ください。

 

ミレーナ

ミレーナは一般的に「避妊リング」として知られており、子宮内に挿入することで避妊効果を発揮する医療器具です。

このリングは黄体ホルモンの一種であるレボノルゲストレルを含んでおり、子宮内に装着することでこのホルモンが持続的に放出されます。
この作用により、子宮内膜を薄くし、経血の量を減少させることが可能です。

ミレーナはもともと避妊目的で使用され、内膜の薄化によって受精卵の着床を防ぎ、精子の子宮内への侵入も阻害します。
また、月経困難症や過多月経などの症状の改善にも有効であり、2014年からは保険適用の対象となっています。

ミレーナの特徴は、そのT字型の形状と長期にわたる高い避妊効果(99.8%以上)です。
一度挿入すると最長5年間効果が持続し、ピルのような飲み忘れの心配がなく、血栓症のリスクも増加しません。
妊娠を希望する場合には、ミレーナを抜去することで元の状態に戻ることが可能です。

※当院でのミレーナ導入についての詳細はこちらから。ご不明点がありましたらお気軽にご相談ください。

 

ピル外来料金表

自費診療(保険適応外)の場合
項目 料金(税込)
ピル初診料 2,200円
ピル初診料(学生割引*) 1,100円
ピル再診料 660円
ピル再診料(学生割引*) 330円
お薬  
 ラベルフィーユ28 2,200円
 ファボワール21 2,200円
 トリキュラー28 2,420円
自費診察料はかかりません
*割引き対象の方は学生証をご持参ください
緊急避妊* 料金(税込)
 緊急避妊指導料 2,200円
 緊急避妊薬(レボノルゲストレル錠) 6,600円
*自費診察料、ピル初・再診料はかかりません
月経移動* 料金(税込)
 月経移動指導料 2,200円
 月経移動のピル 110円/錠
*自費診察料、ピル初・再診料はかかりません
ミレーナ* 料金(税込)
 ミレーナ挿入 55,000円
 ミレーナ抜去 3,300円
*自費診察料(初・再診料)、超音波検査が別途必要です

 

保険適応の場合

ピルには保険適用になるものと、ならないものがあります。
当院では、健康保険のルールに沿った診療を行います。

避妊目的、生理日の移動 → 自費(保険適用外)
月経困難症・子宮内膜症などの改善・治療 → 保険適用

保険適応の方は、初診料または再診料や、検査料他を自己負担割合に応じてお支払いください。
薬剤は院外調剤薬局でお支払い、お渡しとなります。

 

お支払方法

当クリニックでは、お支払いの利便性を考慮し、セルフレジシステムを導入しております。セルフレジでは、お手続きをスムーズに行うことができます。画面の指示に従って必要な情報を入力し、お支払いを完了させてください。
ご来院の際のお支払いについて、以下の方法をご利用いただけます。

payments
現金支払い

現金でのお支払いが可能です。セルフレジ機にて現金を挿入し、お釣りを受け取ってください。

credit_card
クレジットカード

VISA、MasterCard、American Expressなど、各種主要クレジットカードに対応しています。カードでのお支払いをご希望の場合は、セルフレジにてカードを読み取り、指示に従って操作してください。

 

よくあるご質問

低用量ピルとはどのようなものですか?

低用量ピルは、毎日決まった時間に服用する避妊薬で、月経痛の軽減や月経周期の調整にも役立ちます。

月経移動とはどのような処置ですか?

月経移動は、重要なイベント等で生理をずらしたい場合に、ピルを使用して月経周期を調整する方法です。

アフターピルとは何ですか?

アフターピルは、避妊失敗や非計画的な性交渉後に緊急避妊として服用する薬で、早めに服用するほど効果が高まります。

ミレーナの特徴とは何ですか?

ミレーナは子宮内避妊器具で、長期間(最大5年)にわたって高い避妊効果を発揮し、月経痛や過多月経の軽減にも効果的です。

低用量ピルの副作用は何がありますか?

低用量ピルの一般的な副作用には、頭痛、吐き気、乳房の張り、気分の変動がありますが、重大な副作用は稀です。

アフターピルを服用した後、普通のピルをいつから再開すればいいですか?

アフターピル服用後、次の月経周期から通常のピルを再開できます。詳細は医師にご相談ください。

ミレーナの挿入は痛みを伴いますか?

挿入時には軽い痛みを感じることがありますが、多くの場合は耐えられる程度です。痛みが心配な方は、事前に医師に相談してください。

低用量ピルを飲むと体重は増えますか?

一部の女性では水分保持による体重増加を経験することがありますが、これは個人差があります。

月経移動のためのピルはどのように服用しますか?

月経移動のためのピル服用は、通常のピルと同様に毎日決まった時間に行います。詳しい服用方法は医師が指導します。

アフターピルの効果はどの程度持続しますか?

アフターピルは性交済後72時間以内、または一部のタイプでは120時間以内に服用する必要があります。性交後の時間が経過するほど効果は低下します。

ミレーナの副作用にはどのようなものがありますか?

ミレーナの一般的な副作用には、月経不順、出血量の変化、腹痛などがありますが、多くは一時的です。

低用量ピルの服用を忘れた場合、どう対処すればいいですか?

忘れたことに気づいたらすぐに服用して、次のピルは通常通りに服用してください。追加の避妊方法を使用することをお勧めします。

月経移動を行う際の注意点は何ですか?

月経移動は個人の健康状態や月経周期に応じて行う必要があり、医師の指導の下で適切に行うことが重要です。

アフターピル服用後の月経に変化はありますか?

アフターピルを服用すると、次の月経が早まるか遅れることがありますが、これは一時的なものです。

ミレーナを使用している間、定期的な検診は必要ですか?

はい、ミレーナ使用中は定期的な検診が必要です。位置の確認や自覚症状のチェックを行います。

中高生や未成年者の受診は可能ですか?

未成年の方(17歳以下)は年齢や内容によって、保護者の同伴または承諾書が必要になります。
詳しくは、こちらのページをご確認ください。

承諾書はこちらのページからご準備いただけます。

 

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