院長紹介
職歴
2000年 熊本大学医学部卒
2000年 熊本大学医学部附属病院産婦人科
2001年 天草中央総合病院産婦人科
2002年 熊本大学大学院医学研究科進学
2006年 大学院卒業(学位取得)
2006年 愛育会 福田病院産婦人科(非常勤)
2007年 愛育会 福田病院産婦人科(常勤)
2018年 おち夢クリニック名古屋
2021年 同 副院長
2024年6月 当院開業(現在に至る)
資格・学会
医学博士
産婦人科専門医(日本産科婦人科学会)
生殖医療専門医(日本生殖医学会)
日本産科婦人科学会
日本生殖医学会
日本受精着床学会
日本不育症学会
日本女性医学学会
日本抗加齢医学会
産婦人科漢方研究会
略歴
幼少期~高校時代
福岡県大牟田市で産まれました。運動が好きな子供だったので、色々な運動系のイベントには顔を出し、健康的に育ったと思います。
入院中の祖母のお見舞いに行ったりしているうちに、中学生の頃から漠然と医療、医師に対する憧れを抱くようになりました。
大学時代
熊本大学医学部に進学し、バスケットボール部に入部しました。少ない部員数で試合に挑み、過酷で充実した学生時代を過ごしました。
この部活に入ったことで、心身ともに鍛えられ、たくさんの友人や先輩方に恵まれたと感じています。
大学時代に、自分が無月経で悩んで産婦人科への通院を始めたことがきっかけで、産婦人科へ興味を持ちました。
大学を卒業したら産婦人科医として働きたいということを決心したのは大学5年生でした。
医師になってから
卒業後は熊本大学医学部産婦人科に入局し、大学病院勤務、天草中央総合病院での勤務を経て大学院へ進学しました。
大学院生の期間は、研究の合間に大学の診療を手伝ったり、民間の病院へ外勤や当直に行ったりと、産婦人科医として幅広い臨床経験ができました。
この頃は、私自身4人の子供を出産した時期とも重なりますので、多忙を極めていましたが、公私ともにとても充実した時期でした。
周産期医療と生殖医療
2007年からは分娩数日本一の福田病院に勤務しました。
周産期医療にどっぷり
と携わっている間に、「妊娠を望む女性がこの出産の感動を味わえる手助けをしたい」という思いから生殖医療の道に入りました。
自分が生殖医療で診た患者さんを分娩まで見届けられるという恵まれた環境が、私のモチベーションでした。
同時期に生殖医療の専門医(日本生殖医学会認定)も取得し、産婦人科専門医に加え第2の専門領域になりました。
名古屋へ
プライベートでは4人の子育てに悪戦苦闘していましたが、小さな成長の感動を糧に充実した日々を送りました。
2018年、主人の仕事の都合もあり、愛知県に家族で転居してきました。
愛知県に来てからは、せっかくなので最先端の生殖医療技術を備えた治療ができるクリニックで働きたいという思いで、おち夢クリニック名古屋を選び、新しい知見を広めながら診療に携わってきました。高度生殖医療までたどり着いて頑張られている患者さんに日々接し、女性の一生の中で妊娠というライフイベントが色んな意味で関わってくる影響の大きさを常に実感してきました。
患者さんが悩み苦しまれている姿をみてると、もう少し早くご自分の体について知ることができていたら可能な選択肢も増えたのかなと思うこともたくさん感じました。
クリニックを開業
2024年、今まで携わってきた
診療経験と産婦人科医・母・女性としての思いから、開業を決意しました。
これからは、私が今まで歩み培ってきたものを総動員し、様々な立場、年齢の女性の気持ちを深く理解した上で診療に臨み、受診してよかったなと感じていただけるクリニックにしていきたいと考えています。
妊娠希望の有無に関わらず、自分の体の状態を把握するということはすごく大切なことです。
それが重大な疾患や将来の妊娠を左右する病気の発見につながるかもしれないし、今よりも生活の質を上げてイキイキと過ごせるきっかけになるかもしれません。
毎月ホルモンバランスによって自分の生活が乱される感じがする、将来的に備えて妊娠できる体を保ちたい、妊娠できるのか不安、体の不調を諦めることなく快適に過ごしていきたい、更年期でも自分の体と心に寄り添いながら自分なりにハツラツと過ごしたい、など、あらゆる世代において女性の悩みは尽きません。
ご自分の体としっかり向き合いながら、クリニックで改善できるところは頑張って改善しつつ、イキイキと輝けるライフプランを考えていきましょう。
院長 前田知子