インティマレーザーのエビデンス
[2024.07.29]
今日はインティマレーザーの臨床研究成果をご紹介します。
ヨーロッパで行われた多施設ランダム化比較試験です。
ストレス性尿失禁の女性をランダムにインティマレーザー施術群と偽治療群に分けました。
参加者は110名です。
6か月後の尿もれ量の変化をみたところ、インティマレーザー施術群では、治療成功の確率が3倍以上(オッズ比3.63)高くなりました。
また、インティマレーザー施術群ではさらに、生活の質改善と性的機能改善が有意に得られました。
著者らは結論として、インティマレーザー治療がストレス性尿失禁の非外科的治療の選択肢として考慮されるべきだと結論付けました。
参考文献
O'Reilly BA, et al. Vaginal erbium laser treatment for stress urinary incontinence: A multicenter randomized sham-controlled clinical trial. Int J Gynaecol Obstet. 2024 Mar;164(3):1184-1194.